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連携:MQTT と Home Assistant

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MQTT 配信

Rerinku View は、イベントを自分の MQTT ブローカー(Home Assistant に付属の Mosquitto、Node-RED、自分のオートメーションシステムなど)に送れます。トピックは Frigate の慣例に沿っています。Rerinku View はクライアントとしてそのブローカーに接続します。Rerinku View に内蔵されているデバイス用の MQTT サービスは、サードパーティには開放していません。

設定 → 通知 → MQTT 配信 でオンにします。既定ではオフです。

設定 説明
ブローカー URL tcp://、mqtt://、ssl://、tls://、mqtts://、ws://、wss:// に対応しています。例:tcp://192.168.1.10:1883
ユーザー名 / パスワード 任意。パスワードは暗号化して保存され、保存後は表示されません
トピック接頭辞 既定は rerinku。+ や # は含められません

トピック

以下は既定の接頭辞 rerinku を使った例です。

トピック 内容 保持(retain)
rerinku/available online または offline。Rerinku View の接続が切れると、Will メッセージによって offline になります はい
rerinku/events イベントが変化するたびに JSON を 1 件(下記参照) いいえ
rerinku/<カメラ>/<種類> その種類のイベントが進行中なら ON、終了すると OFF はい
rerinku/<カメラ>/<クラス> 映像に映っているそのクラスの対象の現在の数。例:rerinku/玄関/person → 2。イベントが終了すると 0 に戻ります はい
  • <カメラ> は、カメラ名を小文字にし、空白をハイフンに置き換えたものです。日本語などの文字もそのまま残ります。変換後に空になる場合は device-<id> を使います。
  • <種類> は object(AI 認識)、motion(動体検知)、tampering(遮蔽・破壊)、image-quality、digital-input、digital-output、audio-alarm、unknown のいずれかです。AI 認識のほか、カメラ自身が通知するアラームも配信されます。
  • メッセージは QoS 1 で送信されます。保持トピックの最新状態は切断中もずっと記録されており、接続するたびにすべて送り直されます。events はリアルタイムのストリームなので、切断中のものは後から送られません。

rerinku/events のメッセージ:

{
  "type": "new",
  "id": 1842,
  "camera": "玄関",
  "device_id": 3,
  "device_name": "玄関",
  "kind": "object",
  "labels": ["person"],
  "faces": ["田中"],
  "score": 0.91,
  "zones": [],
  "has_snapshot": true,
  "start_time": 1793000000,
  "end_time": null
}

type は new、update、end の順に変わります。時刻は Unix 秒で、イベントが終了していないときの end_time は null です。

注意点:同じ名前のカメラが 2 台あると、同じトピックに配信されます。カメラの名前を変えると、古い名前の保持メッセージがブローカーに残るので、必要なら自分で削除してください。Frigate と比べると、現時点ではスナップショットのトピックも、Home Assistant の MQTT 自動検出(MQTT Discovery)もありません。

Home Assistant

Rerinku View の Home Assistant 連携は、各カメラを Home Assistant に取り込みます。Home Assistant 2026.9.0 以降が必要です。

インストール

  1. 連携のリポジトリからダウンロードし、その中の custom_components/rerinku ディレクトリを丸ごと、Home Assistant の設定ディレクトリにある custom_components/ の下にコピーします。
  2. Home Assistant を再起動します。
  3. 設定 → デバイスとサービス → 統合を追加 で Rerinku を検索し、Rerinku View のアドレスを入力すれば紐付けが完了します。

提供されるエンティティ

カメラごとに次のエンティティが作られます。

エンティティ 説明
camera スナップショットには Rerinku View のサムネイルを使います。ライブ映像は Home Assistant ネイティブの WebRTC で再生し、Rerinku View に直接接続します
binary_sensor × 5 動体検知、物体検知、人の検知、車の検知、ペットの検知。「人の検知」には recognized 属性があり、判別された人が一覧されます

状態は WebSocket でリアルタイムに送られ、それとは別に 60 秒ごとに突き合わせが行われます。

制限事項

  • Rerinku View にアクセスパスワードが設定されていると、現時点では連携から接続できません。
  • H.265 のカメラはトランスコードされません。Home Assistant を開いているブラウザーが H.265 の WebRTC デコードに対応していない場合、映像は表示されません。
  • 連携には録画のオン/オフの切り替えがなく、再生もできません。
  • 2026 年 10 月より前に接続した Rerinku View をアップグレードすると、デバイスのシリアル番号の形式が統一されるため、Home Assistant に新しいエンティティが一式作られます。古いエンティティは手動で削除する必要があります。